子どもを保育園に預けて時短看護師として働いているけれど、そろそろ時短勤務が終わってしまう。
働くペースを減らして、もう少し子どもの成長をそばで見ていたい。
もしくは、育休期間が終わり、子どもを保育園と幼稚園のどちらに入れようか悩むこともあるのではないでしょうか。
この記事では、幼稚園の特徴や、幼稚園に預けながら働くコツなどをお伝えしていきます。
この記事を読めば、看護師として働きながら子どもを幼稚園に預けられるコツが分かりますよ。
幼稚園の特徴とは?
では、幼稚園の特徴とはどんなものがあるのでしょうか。
幼稚園は教育機関である
保育園の管轄は厚生労働省。
幼稚園の管轄は文部科学省です。
小学校入学前の「教育」の導入の意味合いがつよい「教育機関」なのです。
保育園の先生が保育士さんであるのに対し、幼稚園は幼稚園教諭免許を持っている先生になります。
教育内容は、それぞれの幼稚園で大きく異なります。
モンテッソーリ教育を取り入れている幼稚園や、キリスト教精神の幼稚園、仏教の幼稚園、さまざま。
英語や音楽、体操などの課外授業を行っている幼稚園などもあります。
説明会や見学に行き、話を聞いてみるのが一番です。
園児たちが楽しそうに過ごしているか、幼稚園の先生たちの人柄なども感じられます。
実際に足を運んで、色々な園を見学するのをおすすめします。
わが家は3歳で保育園から幼稚園に転入しました。
幼稚園は数カ所見学をしましたが、加えて運動会などのイベントも見学しました。
実際に先生と園児、ご家族の方たちの雰囲気を感じとれ、幼稚園を決めるきっかけにもなりましたよ。
幼稚園にも預かり保育がある
保育園のように長くはありませんが、幼稚園にも預かり保育があります。
預かり保育の時間や料金は、園によってさまざまです。
ちなみに娘の幼稚園は、朝は7時半から夕方は18時まで(現在はコロナの影響で夕方16時半までのみ)のお預かりが利用できます。
長期休暇中も、時間は短くなりますが数日〜2週間ほどのお預かりを実施しています。
ただ、受け入れ人数に制限があるので、働くママさんは早めに希望を入れていますよ。
気になる幼稚園のお預かり保育の状況は、ホームページをチェックしたり、見学、説明会などで確認するといいですね。
平日に親参加の行事がある
幼稚園は教育機関ということもあり、平日に行事が多いのが特徴です。
懇談会や遠足、発表会などの行事は平日です。
説明会や見学に行くと年間予定表が配られます。
春休み、夏休み、冬休みなどの長期休暇の期間やお預かりのある日も記載されています。
事前に、ご自身の働き方をイメージするためにも確認しておくといいでしょう。
気象警報などでも休みになることがある
幼稚園では、台風、津波警報などが出ると臨時休園になることがあります。
私が通わせている幼稚園では、インフルエンザなどの感染者数が増えた時にも休園になりました。
急な休みにも対応できる働き方や、ご家族の協力が必要ですね。
PTA役員、サークル活動などの集まりが多い
PTA役員や給食委員、運動会実行委員、図書委員などがさかんな幼稚園があります。
PTA役員や幹事などは平日の昼間に先生と集まって会議をすることもあります。
委員会やサークル活動なども平日、園児たちが幼稚園に通っている間に集まることが多いようです。
毎回欠席というわけにもいかないので、仕事を休む必要が出てきます。
ママ友のお付き合いがある
保育園の場合、子どもを保育園に送ったあとすぐに仕事に向かい、仕事が終わればお迎え、すぐに帰宅します。
しかし、幼稚園は違います。
幼稚園の登園時間はだいたい9時前後、降園時間は14時前後と、決まっているのです。
バスの場合は決まった時間に停留所に集まります。
送り終わったあともしばらく話をし、そのまま流れで親同士ランチをしたり、お迎えのあと遊ぶ約束をしたり。
基本的に幼稚園は働いていないママが多いため、親同士の関わりがつよいのが特徴です。
保育園の頃に比べるとママ友とランチをしたり、子どもを家に招いて遊ばせたりする機会が増えました。
降園後に子どもを預かってくれるママ友も増え、ちょっと仕事が遅くなってお迎えが間に合わない!という時にはとても助かっています。
幼稚園に預ければ習い事もできる
幼稚園によっては課外授業もあり、習い事ができます。
外部の習い事をさせてあげようと思うと、送迎が必要になりますね。
娘の幼稚園では、ピアノ、体操、ダンス、水泳、空手、英語、フラ、お受験対策教室などに通わせている方がいます。
働いていてもご自分の休みを組み合わせたりして通わせているようです。
私もピアノと水泳に通わせています。
仕事を13時半までにし、14時に幼稚園へお迎え。
15時に習い事へ向かうようにしています。
ピアノも練習が必要なので、それをみてあげる時間も確保しています。
ご自身の働く時間によって習い事に通わせられるか、フォローしてあげる時間は作ることができるか、よく考えてみましょう。
子どもを幼稚園に預けながら看護師としてはたらくコツ
子どもを幼稚園に預けながら看護師として働くコツには以下の3つです。
子育てと両立しやすいパート勤務がおすすめ
ご主人や親御さんの協力があれば、幼稚園に通わせながらフルタイム看護師として働いても問題はありませんね。
しかし、幼稚園に通わせるのであれば看護師パートでの勤務をおすすめします。
保育園では見ることのできなかった子どもの成長を感じることができるからです。
パート先選びも大切です。
おすすめパート先
クリニック
訪問看護
介護施設
午前中だけの勤務が可能な職場
現在わたしは、平日は週に1〜2日、9時半から13時半までの勤務、土日は月に1〜3回、8時半から17時までの働き方をしています。
看護師転職サイトやハローワークを利用して、条件にあった職場を見つけられましたよ。
幼稚園の預かり保育を利用する
幼稚園に預けながら看護師として働くのであれば、お預かり保育のある幼稚園は必須です。
中にはお預かり保育を全く行っていない幼稚園や、あっても短時間だったりするのです。
気になる幼稚園に直接たずねることをおすすめします。
看護師ママへの理解がある職場をえらぶ
幼稚園では長期休暇中のお預かり保育がない期間があったり、平日のお休みが多くなったりします。
こういった状況を理解してもらえる職場選びはとても大切です。
入職してみたらじつは休みが取りにくかった、ということにならないよう、条件はしっかりと決めておきましょう。
親の負担が少ない幼稚園を選ぶのもポイント
幼稚園にはさまざまな特徴があります。
看護師として働きながら幼稚園に通わせるのであれば、親の負担が少ない園選びもポイントです。
預かり保育や給食のある幼稚園は働きやすい
預かり保育や給食がある幼稚園は、働く看護師ママさんにおすすめです。
幼稚園によって預かり保育の時間や日数はちがいがありますので、よく確認しておきましょう。
そのほかにも、自宅から近い、職場との動線範囲内にある幼稚園もおすすめですよ。
まとめ:看護師でも子どもを幼稚園に預けられる
看護師でご家族の協力や環境の調整によって子どもを幼稚園に預けながら働くことはできます。
小学校に入って成長すればどんどん親の手を離れていく子どもたち。
今しかない子どもの成長過程を、看護師として働きながら見守ってあげましょう。
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