子育てしながらフルタイムで働くことに疲れてきちゃった…
かといってパート勤務に切り替える勇気がいまひとつ持てなくて…
パート勤務ってどういう働き方ができるのか知りたいな
こんな悩みにお答えします。
この記事を読むとわかること
- 子育て中の看護師にパート勤務をおすすめする理由
- 子育て中の看護師がパート勤務するのにおすすめの職場
この記事を書いている私は、6歳娘の母です。
新卒から20年以上フルタイムで働き、育休のあと時短勤務で職場に復帰しました。しかし、子どもと過ごす時間がまったく持てない日々。このままでいいの?と毎日自問自答していました。
看護師としてのキャリアを積みたい。でも、今しかない子どもの成長に寄り添いたい。毎日ドタバタ忙しく働いて、このまま子どもは大きくなってしまうのかな。
そんなモヤモヤした気持ちのまま働き続けたくない!と考え、現在は週1〜2回のパートで働いています。
収入は減りましたが後悔はしていません
そんな実体験もふまえて、子育て中の看護師にはパート勤務をおすすめする理由をご紹介します。
パート勤務のメリット・デメリットを知りたい方は、看護師パートとしての働き方とは?【メリット・デメリット、働きやすい職場もご紹介】をチェックしてみてください。
子育て中でもフルタイムで働く看護師さんのパターンは?
子育て中でもフルタイムで働いている看護師さんのパターンは、以下の4通りです。
- 院内の託児所に預け、夜勤もしている
- 子どもが成長し、子どもの塾・習い事のお金のためにフルタイムで働いている
- キャリア重視で、師長、主任、認定看護師などの役職についている
- 夜勤はせず、日勤のみのフルタイム(←私はここでした)
夜勤をしないと、お給料が安くなってしまうんですよね
このままでいいの?なぜ悩む?
慣れ親しんだ環境が変わることに抵抗があって…
今までのキャリアがリセットされちゃう気がしてしまうのよね
お給料も安くなるし…
ひとつのところでずっと積み重ねてきた知識や経験は、自分の自信にもつながります。それはどんなところでも活かせるはず!
リセットされるということはなく、逆に強みになるのです。
パート勤務は、お給料は安くなります。
収入は減っても、子どもたちと過ごす時間、心のゆとりを優先させるかどうか…ですよね。
悩んでいる間にも、子どもはどんどん成長してしまいます。
子育て中の看護師にパート勤務をおすすめする8つの理由
子育て中ならパート勤務をおすすめする8つの理由を解説していきますね
①パートは精神的に負担が軽い
フルタイムだと委員会や役職への打診があった場合、断りにくいですよね。
パートはその点、委員会にも参加しなくてよかったり、責任のある立場にはならなかったりするので、精神的にも負担が軽いといえます。
残業もほとんどなく、決まった時間で帰れます。
②自由な時間設定が可能
出勤する曜日や時間を自分の都合で決められ、自由度が高いのがパートの魅力。
週1、1時間からでも働ける職場もありましたよ。
③パートでも保育園に預けられる
地域の自治体によって条件は違いますが、就労時間が月に48〜64時間以上であれば、パートでも保育園に預けられます。
また、保育園の一時保育も週3以上の就労で利用できる場合もあるので、お住まいの自治体で確認してみてくださいね。
保育園に預けられないようであれば、ファミリーサポートや、やや割高ですが、ベビーシッターなどを頼るのもいいですよ。
扶養内でのパート勤務についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
④幼稚園でもお預かりがある
幼稚園によってお預かりの時間は違いますが、早朝〜長いところでは19時くらいまでお預かりが充実している園もあります。
長期休暇中も、お預かりを実施している幼稚園も増えてきています。
⑤子どもが成長してからフルタイム復帰ができる
子どもが成長し、小学校に入学し、学童に慣れてきた時点でフルタイムに復帰したママさん。
中学受験までパートで寄り添い、無事合格した段階でフルタイムに切り替えたママさん。
大学生になって手が離れたから、とフルタイムに復帰したママさん。
そのほかにも家庭の状況でフルタイムに復帰することはいつでも可能です。
⑥子どもの成長に寄り添える
フルタイムで仕事をしていた頃よりも、子どものそばで過ごす時間が増えます。
どういうタイミングで怒り、喜び、悲しみ、泣くのか、など感情の変化もよく見えてきます。
数ヶ月前にはできなかったことができるようになってる!
といった些細な成長にも寄り添えるようになりますよ。
幼稚園行事の参加が多くなったり、おともだちと遊ぶ機会も増えたり、子どものそばで過ごす時間が多く持てますよ
子どもの成長をそばで見届けられるのは、勤務時間の短いパートの特権です♪
⑦子どもの交友関係から自分の交友関係も拡がる
子どもが習い事をし始めるとお友だちが増えていきます。
子どもの交友関係から親同士の関わりも増え、自分の交友関係も少しずつ拡がっていきます。
⑧身体と心がラク
パート勤務は時間と心に余裕が持て、身体がラクになります。
時間に追われていた毎日。そこから離れてみると、なぜあんなにドタバタあくせく働いていたの?と気付けます。
看護師としてずっと働きづくめだったはず。少しペースを落としてみてもいいのではないでしょうか。
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子育て中の看護師がパート勤務するためにおすすめの職場
では、看護師のパート勤務におすすめの職場をあげてみます。
療養病棟・地域包括病棟
急性期病棟に比べると変化の少ない職場です。
患者さんの病態も落ち着いているので、精神的に余裕が持てます。病棟で働きたい方におすすめです。
クリニック
クリニックによっては週1・午前のみ・午後のみ勤務が可能なところもありますよ。
仕事内容は、検温・医師からの指示受け・採血・採尿・心電図を取ったり。
精神的にも体力的にも負担の少ない職場です。
デイサービス
デイサービスでの勤務は夜勤がありません。
入浴介助などはワーカーさんが行うため、看護師の仕事は検温や健康管理など。
精神的にも体力的にも負担の少なく、短時間勤務の希望も通りやすい職場といえます。
訪問看護
訪問看護ステーションによっては週1、1時間から勤務が可能なところもありました。
利用者さんのお宅に直行し、ケアが終わればそのまま直帰できるステーションも。
時給は高め設定のところが多く、収入面でも魅力的です。
夜勤専従
病棟での夜勤専従パート看護師はよく見かけました。
夜勤専従は給与が高いため、少ない勤務日数でも収入を見込めることで人気のようです。
ご主人やご家族などの協力が得られるようであれば、週末だけ夜勤をして平日は子どもと過ごす、という生活も実現できますよ。
派遣看護師
自分の希望に沿った条件で働けるのが派遣看護師。
契約期間が決まっていることも多く、働きやすい環境であれば契約を更新でき、正社員に切り替えられる場合もあります。
派遣会社に登録し求人を探してくれるので、納得した条件で働くことができます。
まとめ
環境の変化はどんな方でもそう簡単には受け入れらませんよね。
看護師の強みは、いつでも場所が変わっても働きつづけられる職業だということ!
それに引きかえ、子どもの成長は待ったなしです。
子どもが大きくなって「あぁ、あのとき一緒に過ごしていれたらなぁ」と思っても時は戻ってはくれないのです。
後悔のないよう、お子さんとの充実した時間を過ごすせますように。
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